<6.ヘッドライトの修復>

画 像 補足説明
ケーシングは、その一部が朽ち落ちていました。
それでも、本体が何とか形状を留めていたので、これを修復する
事としました。
表面の塗膜を剥離するのですが、複雑な形状をしている事も
あり、バーナーを使い焼き落としていきました。
表面の塗膜を剥離したケーシング部分。
ケーシングの形状が失われた部分を「再生」開始。
予備のケーシングを用いて、該当部分をFRP/樹脂で複製
しました。
上手く考えたものです・・・
右側が、複製したパーツを取り付けたところ。
パテを用いて形状を整えていきました。
同時に、他の傷んだ箇所などもパテ修復を行いました。
錆止めを塗布すればご覧の通り。
黒を塗装して仕上がったヘッドライト。

なお、レンズは今回アクリルで新規に製作しました。
本物と同様のガラス製も検討しましたが、特殊な形状のため
非常にコストがかかる事が判明、苦渋の決断でした。

しかし、出来上がったレンズを取り付けてみるとご覧の通り。
思ったよりもずっとイイ感じに収まりました。

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