<4.腐食進行部(2) 溶接・鉄板貼替による修復>

4−1.屋根肩部
画 像 補足説明
一見、なんの問題も無いように見える屋根の肩部分ですが・・・
一皮むけばご覧の有様。
本来は「雨樋」がある筈ですが、腐食で失われています。
雨樋の形状に加工した鉄板を新たに溶接していきます。
溶接が終わったところ。
鉄板に錆止めを塗布して、屋根肩部分が綺麗になりました。
4−2.右サイドタンク下部
画 像 補足説明
右サイドタンクの下側は腐食が激しい上、鉄板を継ぎはぎで
応急処置した姿も見苦しかった為、思い切って新しい鉄板に
貼り替える事にしました。
まずは「患部」の切除を行っていきます。
バーナーで焼き切っているところ。
ようやく「患部の切除」を終えました。
新しい鉄板をあてがい・・・
スポット溶接で固定。
ウェルド溶接では接合部分が盛りあがってしまうので、後の
仕上がりを考慮しての事です。
隙間をグラスファイバーと樹脂で埋めていきます。
樹脂が固まったら表面を研削し、パテを盛り付けます。
パテが固まったら表面を平滑に研削し、仕上げます。
錆止め塗料を塗布すればご覧の通り。
どこで切り継いだか全く分かりませんね。

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