−平成24年10月8日の作業−

画 像 補足説明
先日、FRPとエポキシ樹脂で穴を塞いだ部分にパテを盛り付けて
いきます(=板金パテ)。
パテが完全に硬化した所で「面研ぎ」を行い、表面を平滑に仕上げて
いきます。
面研ぎを終えた所で、改めて全体に錆止めを塗布して、下地処理が
終わりました。
煙突の縁部分をケレン作業している様子です。
火花の飛び方が半端ではありません。

こういう作業ですから、防具を付ける等の対策を取っていないと、
思わぬ事故やケガに繋がります。
ヘルメットや手袋は勿論ですが、防護メガネもちゃんと装着して
いますね!
下回り部分の補修作業も本格化してきました。
車輪やクランクなどがあって、非常に作業しづらいと思うのですが・・・
表面の塗膜や錆を落とすとこんな感じ。
ココはまだ、目立つような痛みは無かったようですね。
・・・という事で早速、錆止めを塗布。
この場所は車輪やクランクがあって非常にやりづらいと思いますが、
車輪の後ろ側とか、どうやって剥離したのでしょうか?
(その答えは後日、分かる事になります)
錆止めも丁寧に塗られてますね。

−平成24年10月10日の作業−

画 像 補足説明
この日は、ボイラー前部の「煙室扉」の修復を行いました。
ケレン作業で全般的に剥離したあと、傷みのある部分を残して錆止め
を塗布した状態です。
これから、傷んだ部分の補修を行います。
穴が開いた所はFRP&エポキシ樹脂で塞いでいきます。
画像は、FRPを貼りつけたところ。
この上からエポキシ樹脂を塗布して、固めます。
樹脂が固まった所で「粗研ぎ」。
この後の「パテ盛り」に備えます。
パテを盛り付けます。
ボイラー右サイドのパテ盛り付け部分は、面研ぎ作業にかかって
いますね。
パテが硬化したら、表面を平滑に仕上げる為に「面研ぎ」を行います。
面研ぎを終えたら、改めて錆止めを全体に塗布します。
ボイラー右サイドも面研ぎ⇒錆止め塗布を終えました。
ボイラー上部の腐食部分を補修します。
煙室扉と同じ要領で、FRPとエポキシ樹脂を用いて穴を塞ぎます。
画像は、表面の「粗研ぎ」まで終わった段階です。
パテを盛り付け、面研ぎを行い下地を仕上げたところです。
錆止めを全体に塗布すると、ご覧の通り。
大きな穴が開いていた事など全くわからない仕上がりです。

−番外編 Part.W−

コッペルと同じ敷地に保存されているC11 131号機の前では、
コスモスが花咲いていました。
漢字で「秋桜」と表されるくらい、秋を代表する花です。

朝晩の冷え込みもだんだんキツくなってきました。
福岡でも最低気温が一ケタになる日も出てきています。
コスモスが散ると、あとは一気に冬へ向かいます・・・

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