−平成24年9月28日の作業@〜石炭運搬車(ロト22)編−

画 像 補足説明
石炭運搬車の側面。
板の継ぎ目部分が腐食しています。
このままではみっともないので・・・
FRPとエポキシ樹脂を用いて、穴を綺麗に塞いでいきます。
FRP&樹脂が固まった後、パテを盛っていきます。
パテが固まったら面研ぎです。
面研ぎを終えた所で、錆止めを塗布。
側面のみならず、妻面まで進めました。

−平成24年9月28日の作業A〜機関車本体編−

画 像 補足説明
キャブ前面、左上の「継ぎはぎ」部分。
継ぎはぎの鉄板を取ってみると・・・
予想はしてましたが「やっぱり」、かなり腐食が進行しています。
このような光景、これまでも散々見てきたので驚かなくなりました・・・

補修している側からすれば「ウンザリ」かも知れませんが。
めげずに、FRPを使って穴を塞ぎます。
その間に、右側面のケレン作業を進めていきます。
タンク後方〜キャブにかけては、それほど傷みは酷くないようです。
というわけで、錆止めを塗布しました。
腐食が進み大きな穴があいていたキャブ左前面の部分が見事に
修復されました。

元の状態を見たい方は、9月24日の作業をご覧頂ければ、どれだけ
酷い状態だったかお分かり頂けると思います。
キャブ左側面の手摺り付近も綺麗に修復されました。

こちらの「ビフォー」は、9月18日の作業ご覧下さい。
キャブ屋根上からボイラー部を見ます。
ボイラー部分は、かなり進みました。

サンドドーム(手前の突起)が思いっきり左側に傾いていますね。

−平成24年10月2日の作業−

画 像 補足説明
キャブ前面は、ここまで来ました。
屋根ひさし下の腐食が進んだ部分を残して、錆止め塗布まで終了。
キャブ前部の窓。
ガラスは割れ、窓枠自体も傷んでいるようです。
このままではどうしようもないので、一旦外して修復します。
窓枠を外して修復を進める間、屋根ひさし下の傷んだ部分を補修し、
パテ盛り付けまで進めました。
休む間もなく、キャブ右側の修復作業を行います。
ケレン作業で塗膜を剥離していくと・・・
部品の接合部分で痛みが進行しています。
屋外保存である以上、幾年にも渡って風雨に晒されれば、相応に
傷みが来るのは致し方ないのかも知れませんが・・・
傷み等の見られなかった部分は、改めて錆止めを塗布します。
キャブ屋根下部分にも錆止めが塗布されて、綺麗になっていますね。

傷みの少ない部分でも塗膜を剥離するのは、今回の修復を行った後、
少しでも長く綺麗な状態を保つためです。
もちろん、仕上がった後の定期的ケアは欠かせませんが。
キャブ背面側はほぼ、ほぼ補修を終えて「赤一色」になりました。
まだ炭庫部分はパテが盛りつけられた部分がありますね、ココも
これから面研ぎを行い、仕上げられていく事でしょう。
前方からの眺め。
「機関車トーマス」に出てくる赤い機関車『ジェームズ」みたいですね!

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