9600形 59647号機

昭和49年、筑豊本線「SLさよなら列車」を重連牽引した記念すべき機関車ですが、相方の59684号機が
屋根付きで保存されている(田川市石炭資料館)のに比べ、あまりにも「残念な状態」になっていました。

画 像 説 明
直方市・勤労青少年ホーム(当時)にて「保存」されていた
ころのようす。
かなり朽ちてきているのが分かるかと思います。
解体処分が検討されるのも致し方無いかと・・・
運転室付近。
塗膜は剥がれ、地金が露出している部分が目立ちます。
窓ガラスが残っているのは奇跡としか思えません。
ボイラー周り。
朽ち方も凄いのですが、苔まで生えてる・・・
下回り。
シリンダーカバーの腐食状態が、この機関車がどういう
扱いを受けてきたのかを物語っています。

解体処分を免れ、今では汽車倶楽部敷地内の、立派な「車庫」の中で保存されています。

 

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