平成27年3月8日の定期保守作業

3月1日に実施の予定が雨天のため1週間延期され、「仕切り直し」となったこの日は
先週とはうって変わって春らしい見事な晴天となりました。

コッペル32号機
(直方市石炭記念館)
コッペル機の定期保守作業は雨にたたられる事が多く、機関車の車体が十分に磨けているとは言えませんでした。
久々に好天となったこともあり、油をたっぷり含ませたウエスで磨き上げていきました。

また、季節も変わり雑草が本格的に生え始めて来ており、雑草むしりにも力が入りました。
修復から2年を過ぎた割に状態は良い方かとは思いますが、ちらほらと傷みも出てきました。
前面の傷みが少々目立った事から、今回はココを修復することに。
機械で錆を落とし(ケレン作業)、錆止めの赤い塗料を塗布していきました。
本日の修復はここまで。
後日、黒ペンキを塗って仕上げる予定です。
D51形225号機
(直方いこいの村)
昨年11月に修復を終えた車体はピカピカの状態を保っていました。
が、屋外保管という事もあり、埃っぽくなっていましたので、車体をキレイに拭いてあげました。
銅や真鍮の部品は磨き出しにより美しく輝いていますが、そのままでは直ぐに錆びてしまうため、クリアー塗料を吹き付けて保護膜を形成します。
9600形59647号機
(汽車倶楽部)
汽車倶楽部のキューロクは車庫内保管という事もあり、特に目立った汚れ等はありません。
が、この時期は気温差が大きいことによる結露などの影響で、油分が浮いたりする為、特に素地が無垢状態になっている部分などを念入りに手入れしていきました。

 


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